通常、猫の目・口の粘膜や
耳の内側の皮膚は
ピンク色をしていますが、

体内になんらかの異常が
起こっていると、その色が
黄色く変化してしまいます。

 

黄疸は猫の病気

 

これが猫の「黄疸」で、
黄疸の症状は、体内で
胆汁の色素成分であるビリルビンが
血液中に過剰に
増えているときにあらわれます。

 

ビリルビンは、主に血液中の
赤血球の中のヘモグロビンを材料にして
つくられる物質で、

通常は赤血球は寿命がくると
肝臓で代謝されてビリルビンがつくられ
その後、胆汁として
体外に排出されているので、

黄疸は何らかの病気によって
赤血球の代謝機能に問題が生じた際に
起こると考えられます。

 

 

たとえば、自己免疫性溶血性貧血、
ハインツ小体性溶血性貧血、
ヘモバルトネラ症、
猫白血病ウイルスの感染などの
病気になると

破壊される赤血球が増えて
代謝が追いつかなくため、
黄疸の症状があらわれます。

 

 

黄疸が出てきたらすぐに病院へ

 

また、肝炎、肝腫瘍、肥満や糖尿病が
原因で起こる脂肪肝、

薬物・毒物などの有害物質による
肝障害などによって
肝機能が低下すると、

血中のビリルビン量が
増加してしまいます。

 

その他にも、胆嚢に炎症や腫瘍ができて
胆汁の流れが滞っている場合にも、
黄疸の症状があらわれる
場合もあるので注意が必要です。

 

このように、猫の黄疸の症状は
重大な病気のシグナルといえるので、
常日頃から愛猫の目・口の粘膜や
耳の内側の皮膚をチェックするようにし、

少しでも黄色味がかかっていたら
動物病院に連れていくことが大切です。